消毒用のアルコールは品薄で店頭にはありません。
基本は手洗いの効果が一番なのです。石鹸を使って驚きの効果を紹介します。アルコール消毒液がなくとも効果は抜群です。
アルコール消毒液を使う前に物理的洗浄をすることが効果を上げるコツなのです。
手洗いの効果と薬用石鹸を使う方法3つのポイントからを紹介します。
その①:手洗いの効果的な順番
その②:手洗いの時間と回数の効果
その③:石鹸を併用する
その②:手洗いの時間と回数の効果
その③:石鹸を併用する
その①:手洗いの効果的な順番
新型コロナの感染防止のために手を洗うことが大切です。
たまに見かけるのですが流水で手を洗う前に消毒用アルコールを使って消毒してから流水で手を洗っている方がいますが、実はこの順番が問題なのです。
厚生労働省が紹介している手洗いの方法では次の順番を推奨しています。
①先に物理的に流水で洗浄して付着物を洗い流
②その後に消毒液(エタノール)でウイルスを不活性化する
先に流水で手をしっかり洗い、その後にエタノール消毒液を手に付けて消毒する順番が効果的は方法です。
その②:手洗いの時間と回数の効果
ウイルスで汚れた手を流水で洗わずにアルコール消毒液で拭いても効果はいまいちです。水で洗ってからアルコール消毒液で洗うと効果があると説明しています。
それだけ流水により手洗いは効果があるのです。
ウイルスを流し落とす効果を厚生労働省が作成した資料を基に説明します。
手に100万個のウイルスが付着した場合の事例です。

■流水だけで15秒の手洗い ⇒ 1万個程度まで減少
■ハンドソープで10~30秒洗い、流水で15秒手洗い ⇒ 100個程度に減少
■ハンドソープで60秒洗い、流水で15秒手洗い ⇒ 数10個程度に減少
■ハンドソープで10~30秒洗い、流水で15秒手洗い ⇒ 100個程度に減少
■ハンドソープで60秒洗い、流水で15秒手洗い ⇒ 数10個程度に減少
流水でしっかり洗うことを奨励しています。
アルコール消毒液がない場合は、石鹸やハンドソープを使って上記の様にしっかりと水洗いすることでかなりのウイルスを洗い落とすことができるのです。
その③:石鹸を併用する
手洗いの表で示した通りハンドソープを使うとさらに効果がアップします。
ハンドソープで10秒2回と流水15秒2回でウイルス残存率は0.0001%となる驚きの洗浄力なので、ぜひこの方法で手洗いをして感染防止に努力しましょう。
手指洗浄用に特化したハンドソープや薬用石鹸が安心ですね。