毎日のお風呂、追い焚きしてますか?
それとも毎回お湯を入れ替え(入れ直し)してますか?
「追い焚きって結局ガス代いくらかかるの?」
「入れ直したほうが安いって聞くけど本当?」
——そんな疑問を持ったことがある人、多いと思います。
我が家は夫婦2人暮らし。何年も試行錯誤した結果、「3日に1回、お湯を入れ直す」というスタイルに落ち着きました。
今日はその理由と、実際どれくらいガス代・水道代が変わったのかを、生活者の感覚でお伝えします。
そもそも追い焚きと入れ直し、何が違う?
- 追い焚き:昨日のお湯を沸かし直して使う
- 入れ直し(入れ替え):お湯を全部捨てて、新しく沸かす
シンプルに言うと、追い焚きは「再利用」、入れ直しは「新調」です。
一般的には、追い焚きのほうがガス代は安く済むと言われています。
すでに一度温まった水を温め直すだけなので、ゼロから沸かすより必要なエネルギーが少ないからです。
でも実際に生活してみると、「追い焚きなら常に安い」というほど単純ではありませんでした。
我が家の給湯器、実は「賞味期限」がある
これは体験して初めて気づいたことなんですが、うちのガス給湯器、お湯の保温力に明確な”賞味期限”があります。
- 1〜2日目:追い焚きすればすぐ温まる。お湯もまだ暖かい
- 3日目:ちょっと冷たい感じがしてくる。追い焚きに時間がかかる
- 4日目:もう冬の水道水とほぼ同じ温度。ここまで来ると追い焚きのガス代のメリットがほぼ消える
だから我が家では、3日目までは追い焚きで粘って、4日目で入れ直すというルールにしています。
面白いのが、4日目まで冷えきったお湯を追い焚きするより、新しいお湯に入れ直したほうが、結果的に早く熱いお風呂に入れるんです。
冷えきった大量のお湯をじわじわ温め直すより、ゼロから一気に沸かすほうが早い、という感覚。
これは実際にやってみないと分からなかったポイントでした。
夏と冬で、ガス代の効き方がぜんぜん違う
これも体験して分かったことですが、節約効果は夏より冬のほうが大きいです。
冬は水道水そのものが冷たいので、入れ直すたびにガスを多く使います。
だからこそ「入れ直しの頻度を減らす」ことが家計に響きやすい。
我が家の肌感覚では、毎日入れ直す場合と3日ごとに入れ直す場合とで、水道代とガス代を合わせて月1,000円くらいの差が出ている印象です。
一方、夏は水道水自体がぬるいので、そもそもガスをあまり使いません。
だから節約効果はそこまで大きくない。その代わり、夏は暑さでお湯が汚れやすいので、我が家は2日でお湯を入れ直し、間にシャワーを1回はさむスタイルにしています。
シャワーの日は単純に気持ちがいいですし、これで月300円くらい浮いている感覚です。
つまり、
- 冬:「入れ直しの頻度を減らす」ことが節約の主役
- 夏:「シャワーで済ませる日を作る」ことが節約の主役
季節によって、効果的な節約ポイントが変わるというのが、実践して見えてきた発見でした。
一人暮らしなら、もっと入れ直しの頻度を減らせる
我が家は2人暮らしなので3日サイクルですが、一人暮らしなら汚れ方もゆるやかなので、もう少し長いサイクルでも十分なことが多いです。
逆に、子どもがいたり4人以上の家族だったりすると、汗や皮脂の量が増えるので、もっと短いサイクルのほうが衛生的かもしれません。
「何日に1回」の正解は家庭によって違います。
まずは自分の家のお湯が、何日目から「あ、なんか嫌だな」と感じ始めるか、観察してみるのがおすすめです。
お風呂を沸かす方法、基本のおさらい
念のため、お風呂を沸かす基本の2パターンをおさらいしておきます。
- 給湯器のオートボタン:設定した温度・量まで自動でお湯を張ってくれる。入れ直しはこの機能を使うのが一般的
- 追い焚きボタン:浴槽に残っているお湯を、設定温度まで再加熱する
どちらのボタンを使うかで、ガス代も体感の待ち時間も変わってくる、というのがここまでお伝えしてきた内容です。
追い焚きと入れ直し、それぞれのいいところ・気になるところ
追い焚き
- いいところ:ガス代を抑えやすい、お湯が温かいうちならすぐ温まる、手間が少ない
- 気になるところ:お湯の成分が変化しやすい、こまめな掃除が必要、給湯器への負担
入れ直し
- いいところ:清潔、お湯の質を気にしなくていい、冷えきったお湯より早く沸く
- 気になるところ:ガス代・水道代がかかる、お湯を張る手間と時間
どちらが「正解」というより、家族構成やライフスタイルに合わせて、ハイブリッドで使うのが現実的だと思います。
お風呂以外でもできる、地味だけど効く節約
- 残り湯は洗濯のすすぎに再利用:水道代がじわっと減ります
- お風呂のフタはこまめに閉める:お湯の温度低下を防げるので、追い焚きの回数自体が減ります
- 設定温度を1〜2度下げてみる:42℃を41℃にするだけでも、体感はほぼ変わりません
大きな節約より、こういう小さな積み重ねのほうが、実は長続きしやすい気がしています。
まとめ:正解はひとつじゃない
追い焚きと入れ直し、どちらがガス代を抑えられるかは、家族の人数・季節・給湯器の性能によって変わります。
我が家のように「3日目まで追い焚き、4日目で入れ直す」「夏はシャワーを挟む」といった、季節や生活サイクルに合わせた自分ルールを見つけるのが、結局いちばんの近道かもしれません。
まずは1週間、お湯の温まり方や汚れ方を観察するところから始めてみてください。
あなたの家庭にちょうどいいサイクルが、きっと見えてきます。


