キャンプで『クーラーボックス』の保冷力をアップする方法

キャンプでクラーラーボックスの保冷力をアップする方法を紹介します。

クーラーボックスの置き方次第で長持ちする方法があります。

地面に直置きするよりも各段に冷えている時間が長くなります。キャンプで使うグッズを流用して便利に使いましょう。

その１：クーラーボックス直置きは保冷力低下する？

キャンプでクーラーボックスを暑い地面に直接置くと、太陽で熱せられて温度が上がった地面からの熱 で保冷力が低下することは避けられません。

地面の温度は想像以上に高く40℃を超えて暑くて裸足では焼けどする位なのです。そこに直接 クーラーボックスを直置きすると温められ確実に保冷機能の低下につながります。

日帰り程度なら何とか持ちますが外気温３０℃を超える時の２泊３日のキャンプでは持たないです。

その２：保冷力を長持ちさせる方法

同じクーラーボックスでも置き方次第で保冷力の持続する時間が変わってきます。真夏のキャンプや海釣りでの経験から以下の３つの方法が効果的です。

（１）地面から最低３０cmは離して置く

地面からクーラーボックスを浮かせと置けば保冷力は長持ちします。直置きとは雲泥の差が生じます。

クーラボックススタンドがあれば便利です。代わりに折りたたみイス（１０００円）上に置いたり、折りたたみベンチなら２つは楽に置けます。

地面から高くなるので取りやすいというメリットもあります。

（２）タープ下の日陰が保冷力を維持する

タープ下の日陰は最高の置き場所です。

くれぐれも真昼のテント内にはおかない事です。テントを全開にして空気の流れを作ればある程度は可能ですが暑い空気で充満しているのでやめた方がいいです。

タープ下では真夏でも昼寝ができるほど空気の流れが良いので涼しくなります。太陽が当たらない所に置くことが保冷力を保てます。

（３）クーラーボックスにタオルをかぶせる

暑い外気温となるべく触れないようにする工夫です。乾いたタオルをクーラーボックスに掛けておくと保冷力が長続きします。

時にはタオルを濡らして掛けると気化熱でクーラーボックス周りの温度が下がります。真夏の車に水を掛けるとクーラーの効きが良くなるのと同じで理屈です。

その３：暑いほど差が出るクーラーボックスの選び方

キャンプで保冷力が保てるクーラーボックスを選ぶ時には注意が必要です。意外にキャンプ用となっていて安価なものは保冷力が低いこともあります。

釣りを長年経験して分かったのですが、釣りで鮮魚を暑い中持ち帰るには普通のクーラボックスでは難しいのです。

長時間保冷力を保持する構造と素材で作られた釣り用のクーラーボックスは暑くなった船上の甲板でもタフに魚を守ってくれます。

なのでキャンプでも同じように威力を発揮してくれます。私は価格が高くても釣り用のクーラーボックスを使っています。氷の入れ方次第では真夏でも３日は持ちます。

保冷力のある『クーラーボックスの選び方』を紹介

キャンプで使える保冷効果の高いクーラーボックスの選び方を紹介しています。初めて購入される方は買う前に是非ご覧ください。

保冷効果がアップする保冷剤の入れ方

保冷剤の入れ方でも保冷効果はアップします。その方法を紹介していますのでご覧ください。

おわりに

暑い時期のキャンプでクーラーボックスの保冷力を低下させない方法を紹介しました。
釣り用のクーラーボックスも選択肢の一つとしておすすめです。