家事をメインにしているブログですが、たまにはジャンルの違う話題を書きたいとおもいます。
今回はソウルにある韓流ドラマの舞台となった大学を訪問した時のレビューを紹介します。
そのドラマは韓流の人気時代劇で2010年に公開された「トキメキ☆成均館スキャンダル」。
ソウルで600年の歴史を誇る成均館大学校の場所を舞台に繰り広げられる学生の恋愛ドラマです。
韓流ドラマの舞台ソウル「成均館大学校のキャンパス」を訪問してみたら、あのドラマがまるで昨日の事の様で感動しました。
当記事では以前にソウルにある成均館大学校を訪問した時のことまとめています。
韓流ドラマの舞台ソウルを訪ねてみた!

2012年から2017年までの5年間、韓国のソウルとプサンで国際交流の仕事をしました。
韓国の大学との日韓交流事業の一環としてプサンを拠点にソウルも含め50回以上行き来しました。
その時に韓国の学生の文化を肌で感じたくなり、現地の文化を学ぶためにこのドラマを見たのがきっかけとなりました。
韓流ドラマの舞台、ソウルの「成均館大学校」とは?

2010年に韓流人気ドラマとなり、その後日本でもTVで放映され有名になった「トキメキ☆成均館スキャンダル」があります。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」を見始めたら、途中で止められなくなり長編ドラマなので長時間くぎ付けになりました。
ドラマの舞台となった「成均館大学校」はソウル市街の北側に位置しています。
景福宮の近くにある大学で韓国ではハイレベルな教育機関です。
600年の歴史を誇る韓国最古の大学が「成均館大学校」です。
かつて「成均館」(ソンギュングァン)は、朝鮮時代に儒教の教えに基づいた最高教育機関でした。
当時の王、正祖(チョンジョ)は学問の振興を図るため、国の官僚を目指す優秀な学生を集めて官吏へと育成していました。
日本の国立大学に近い存在でした。
官吏になるための選抜試験の「科挙」は、小科(ソグァ)と大科(テグァ)があり、小科を合格した学生たちは成均館への入学を許されました。
卒業すれば大科へと進学ができ、さらに成績優秀者は大科の一次試験が免除されました。
成均館の学生たちは全員が寄宿舎生活を送っていました。

「成均館大学校」は当時から現在の場所にあり、「文廟(ムンミョ)」や講義室にあたる「明倫堂(ミョンニュンダン)」などで構成されています。
現在の「成均館大学校」の名称は、同じ場所にあった「成均館」から命名したと言われています。
このドラマの舞台となった「成均館大学校」の建物は韓国のウォン紙幣のデザインにも使われています。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」は、ここを舞台にした恋愛歴史ドラマです。
韓流人気ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」とは?

さて、韓流人気ドラマ時代劇「トキメキ☆成均館スキャンダル」は、成均館(ソンギュンクァン)で学ぶ学生のドラマで、年代は18世紀で第22代王・正祖(チョンジョ)の朝鮮王朝時代です。
人気俳優のユチョン、パク・ミニョン、ソン・ジュンギ、ユ・アインらが登場する豪華な時代劇で、かなり見ごたえがあります。
成均館に学ぶ学生の甘酸っぱい恋と青春を描いているドラマです。
ストーリーもキャストも、一度見ても、また見たくなる内容で、韓流ドラマにハマったのはこのドラマが最初です。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」のあらすじ
幼くして父を亡くして、病気の弟と母親の面倒を見なければならないキム・ユニ(パク・ミニョン)でした。
そこで男装して成均館の入学試験の代筆でお金を稼ごうとするのです。
代筆とは、カンニングの手助けのアルバイトの事です。
試験当日を迎えたユニは代筆の依頼人だと勘違いして、イ・ソンジュン(ユチョン)に声をかけてしまったのです。
ここからドラマは始まり、ユニは男装して寄宿舎生活を始めるのです。
寄宿舎で同室生のムン・ジェシン(ユ・アイン)、そして、先輩のク・ヨンハ(ソン・ジュンギ)、ハ・インス(チョン・テス)たちと出会い、様々な試練を乗り越えていきます。
そして、ユニとソンジュンは、次第に理解しあい、お互いの魅力に引き寄せられていくという筋書
ソウルとプサンの街の文化
韓国を代表する都市のソウルとプサン。
2つの都市は文化も言葉も少し違います。

ソウルは国際色豊かな都市といえます。特に江南(カンナム)あたりは開発も進み大きなイベント会場などがあり、また高級なお店もならびます。
ソウルの中心街へと足を向けると有名な街、明洞と仁寺洞があります。

ソウルの明洞(ミョンドン)は若者の街ですが、おとなりの仁寺洞(インサドン)は学問の街ともいえます。
仁寺洞(インサドン)に入ると、昔、官僚たちが立ち寄ったかと思える韓国料理の店や、成均館(ソンギュンクァン)の学生が立ち寄った学問を主体とした街並みや店が並びます。
なので韓国の伝統的なお店も仁寺洞にはたくさんあります。

国際的ビジネス街とでもいえるソウル、特に仁寺洞は、大人の街だといえます。
プサンは韓国の文化がそのまま残っているのを感じます。
物価もソウルより安めです。
言葉はソウルとは少し違った発音が聞こえてきます。
ぼくが借りていたマンションはプサンの中心にある「西面(ソミョン)」の一角。
観光ではいけない地元の文化を感じることができたのは、仕事のおかげですね~

プサンは昔からの韓国文化がそのまま今でも残っている感じです。

夕方、住宅地を散歩すると、日本でも感じたような家庭で夕食を作っている香が流れてきます。
韓国と日本はどこか懐かしい感じがするのはなぜでしょうか?
近代的な街並みもプサンにはあります。ベイエリアの海雲台です。

活気ある若者でにぎわっているエネルギッシュな街がソウルとプサンではないでしょうか?
韓流ドラマの舞台ソウルを訪ねてみた(まとめ)

男装女子とイケメン儒学生たちが繰り広げる韓流ドラマの青春恋愛時代劇は、何度見てもなんともいえない感動があります。
韓国ソウルやプサンには50回を超えるほど行きました。
そのたびに数々の韓流ドラマの舞台となった場所に遭遇します。