ダイエットで特別なメニューを組むと、なかなか長続きしないことが少なくありません。
ウォーキングやストレッチ、ジムに通ったりすれば理想的ですが、そうもいかない時があります。
日常生活の中で、ダイエットに向いた運動方法はないでしょうか?
この記事では、
・朝の運動と体内時計
・朝の運動がダイエット効果
・朝食とダイエットの関係
について紹介します。
朝のかんたんな運動をすると、ダイエットが加速します。
ぜひ、お試しください。
朝の運動と体内時計
ダイエットにとって朝の時間を大事に使うと、効果が倍増することをご存じですか?
人間の体のしくみを利用して、だれでも簡単にできるダイエットを紹介します。
朝の運動で理想の体を手に入れましょう!
朝、体の体内時計がスタート
人間は数十億年の歳月をかけて、体内時計のリズムを獲得してきました。
そのおかげで、朝起きて夜になると眠くなるのです。
そのリズムは24時間11分の周期で
「サーカディアンリズム」
といいます。
つい最近の研究で、2017年アメリカの3人の科学者(ノーベル医学・生理学賞)によって解明された体内時計のリズムです。
朝日で体内時計がスタート!
朝日を浴びると、体内時計の「親時計」のスイッチが入ります。
すると、自律神経を伝わって体全体にある60億個の細胞の中にある「子時計」のスイッチが入り動き始めるのです。
さらに、朝食で2つめのスイッチ、運動で3つ目のスイッチが入ります。
合計3つのスイッチが入ると、体が1日に向かってウォーミングアップを開始します。
それから、体は行動をスタートするのです。
朝日を浴びて、
運動して、朝食を取ることで、
体内時計のスイッチがすべて入り、
血圧や体温、代謝などのコントロールが開始されます。
人間の体は、壮大なシステムによって管理されているのです。
朝の運動がダイエット効果
ダイエットでスリムな体を作るには、体に溜まった余分な脂肪を燃焼させることです。
脂肪を燃やすには様々な方法があります。
梅酢ダイエットの様に、脂肪を燃焼させる食べ物をとったり、運動したりと皆さんそれぞれ様々です。
今回は、運動と朝の関係から
効果的な朝の運動ダイエット方法を紹介します。
交換神経の活動を活発にする
朝の運動により交換神経の活動を活発にします。
普通に運動するよりも、もっと効果的に脂肪を燃やす方法があるのです。
先に説明した体内時計が朝日を浴びて
親時計がスタートすると体全体の子時計が動き始めます。
朝のそのタイミングを狙って、運動をするのです。
研究から「交感神経が活発に働いている時」に脂肪が燃えやすいといわれています。
特に、朝の運動には「交感神経」を刺激して活発にする働きがあるのです。
交感神経が活発になると血流が多くなります。
その結果、基礎代謝が上がりエネルギーを使うことでダイエットが加速するのです。
人間の体の仕組みを利用して、あらゆるシステムを統合すれば、ダイエット効果である脂肪を燃焼させるスピードを加速させることが出来るのです。
朝の簡単な運動でダイエット
交感神経の活動を促す運動なので、本当に軽い運動でOKです。
筋トレではありません!
例えば、朝の布団上げ、
洗面や歯磨き、朝食の準備と合わせて、
スクワッドや軽めの運動を組み合わせる程度でOK。
ウォーキングやジョギングをやらなくとも、効果は期待できるのです。
朝食とダイエットの関係
朝起きてから1時間以内に朝食を取ることで、さらに体内時計のスイッチが入り基礎代謝も上がり体が動き始めます。
意外なことですが、朝食を取ることは、
食べて消化するという大きなエネルギーを使うのでダイエットになるのです。
朝食のメニューには、ダイエットに期待できる以下の、
・乳製品、卵、納豆、鶏肉
(必須アミノ酸の一つ『トリプトファン』を多く含む食品)
といった食材を摂りましょう。
糖質は少なくが基本
肥満解消はなるべく糖質をおさえます。
その上で、しっかりと食事を整えることが大切です。
まとめ
ここまで「ダイエットは「朝の軽い運動」で効率アップ。だれでも家でできる!」を紹介しました。
朝食を抜くと、体内時計の調整がうまくいかなくなり睡眠への影響が出てダイエット効果も薄れます。
・朝日で体内時計をスタート
・軽めの運動
・朝食は起床1時間以内
たったこれだけのことで、ダイエットのスピードが加速するのです。
こんなに簡単にできる朝の運動ダイエットで「脂肪燃焼」を加速しましょう!