頭髪の抜け毛が増えたり薄毛になるとボリューム感が減ってしまうのが深刻な悩み。
抜け毛や薄毛を改善するにはどうしたらいいのか?
当記事では抜け毛や薄毛の改善に向けた「湯シャン」のやり方と3年間続けた効果を紹介します。
当記事を読むと湯シャンを続ける方法とその効果がわかります。
【結論】湯シャンを続けた結果、髪の毛が太くなった!
はじめに湯シャンを3年間続けた結果を紹介します。
- 頭髪にボリューム感が出た。
- 頭の地肌が見えにくくなった。
- 抜け毛がほとんど無くなった。
- 髪の毛が太くなった。
- 頭皮のかゆみや頭皮の異常が無くなった。
- 頭髪の嫌な臭いは感じない。
3年間湯シャンを続けた結果、6つの効果がありました。
「ほんとうかな?」と半信半疑でスタートした湯シャンですが、その効果を実感しています。
抜け毛・薄毛の原因と湯シャンの関係は?
「湯シャン」は、髪の毛をお湯だけで洗うことで薄毛や抜け毛に効果があると言われています。
シャンプーしないでお湯だけで洗う「湯シャン」に、なぜ抜け毛や薄毛に効果があるのでしょうか?
抜け毛・薄毛になる原因の一つには「洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎ」と言われています。
つまり、洗浄力の強いシャンプーで毎日頭髪を洗うと、皮脂がすっかり洗い落とされて無くなります。
その結果、それを補おうとして余計に皮脂が分泌されます。
そして、過剰に分泌された皮脂が毛穴をふさいでしまうため、育毛に良い影響を与えないのが原因で抜け毛になることが分かっています。
また、頭皮には常在菌がいて、頭皮を守ってくれています。
しかし、洗浄力の強いシャンプーは常在菌をも洗い落としてしまうので、さらに頭皮環境が悪化していくというのです。
湯シャンで頭皮の皮脂を上手く守りながら、常在菌とも付き合うことで、抜け毛が改善されるということです。
つまり、お湯だけで洗う「湯シャン」は汚れを適度に落とし、毛髪が成長する環境も壊さないため「抜け毛」が改善されるということなのです。
湯シャンの方法を解説
どのように湯シャンをやったのかを説明します。
お手本としたのは専門家が推奨している「正しい湯シャンの方法」を参考に行いました。
「正しい湯シャンの方法」は以下の通りです。
- 浴室に入ったら、シャワーのお湯を頭髪全体にかけてよく下洗いをします。
- 湯舟に入って温まります。
- 湯舟から出て、35℃前後のぬるいお湯シャワーで頭髪を洗います。
- 手の指で頭皮を軽くこする様にして、全体を洗います。特に中央部は皮脂が多く出るので丁寧によく洗います。
- お風呂から出たら、バスタオルで頭髪を押しながら水分を取り拭きます。
- 最後にドライヤーの冷風でしっかり乾燥させます。
1~6の順番で湯シャンを行います。
特に注意することは、ぬるめのお湯を使うことです。頭皮をやさしく洗うことを心がけます。
湯シャンを3年間続けた結果の記録を紹介
ヘアケアの方法を変えた場合、一定期間続けないと本当の効果や違いがわからないと言われます。
はじめて湯シャンをした時の感想は、頭皮から出た皮脂の脂っぽさが少し指に残っていました。
でも頭皮は適度にキレイになって、さっぱり感があります。ドライヤーで乾かした後は、パサつき感があまりありませんでした。
それからずっと3年間湯シャンを続けています。
もしよければぼくが行った湯シャンの記録を紹介しますので参考にしてみてください。
湯シャン1年目の結果
湯シャン4カ月目までは数回は整髪料を使ったためシャンプーで使い洗い落としました。
それ以外は、シャンプーしないでお湯シャンだけで過ごしました。
(1)髪の毛が、サラサラしています。
シャンプーで洗っていた時は、洗髪後に乾かすと乾燥しきった感じで頭皮がつっぱりました。そのためトニックやヘアーコンディショナーをなじませて、頭皮や髪の毛をケアしていました。
しかし、今回の湯シャン後はサラサラ感が違うのです。
こしがあるサラサラ感であり、滑らかなサラサラ感なのです。
湯シャンはサラサラ感の質が違うというのでしょうか、そんな感じです。
(2)トニックもコンディショナーも不要
湯シャン後は、しっとり感のあるサラサラなので、取り立ててケアが必要だとは感じません。
そのままで、脂っぽさもなく、されどサラサラでしっとり感があるのです。
大げさに言えば、ビロードの様な感じです。
(3)頭皮の臭いがしない
湯シャン後に妻に頭の匂いを調べてもらいました。
ほとんど匂わないというのです。
(4)かゆくもないしフケも出ていない
お湯だけで洗う湯シャンのイメージとしては皮脂が残っていてかゆくなりそうですよね。
でも、かゆということが無いのです。
当然フケもありません。
(5)最大の効果「抜け毛」が殆ど無くなった
以前は朝起きると、まくらに抜け毛があったのに見られなくなりました。
また、湯シャンでボリューム感も出ているので「薄毛」も多少は見え方が変わってきたようです。
湯シャンの環境に頭髪や頭皮が慣れるまで時間をかける必要があります。
湯シャン2年目の結果
「湯シャン」開始から1年と2カ月が経過するとこんな結果になりました。
(1)抜け毛は、ほぼ無し
湯シャン開始4か月目で抜け毛が改善されていましたが、それは1年が経過しても変わりはありませんでした。
朝起きて洗面をした後に髪の毛をとかすのですが、抜け毛はありません。
当然まくらにもついていないので、抜け毛には湯シャンによる改善が継続していることが分かりました。
(2)髪の毛は匂わない
湯シャンだけなのですが、髪の毛が臭く匂うことはありませんでした。
家族にも友人にもお願いして、湯シャン後の髪の毛の臭いをチェックしてもらいました。
特にいやな臭いは無いという結果になりました。
(3)髪の毛にボリュームとしっとり感
湯シャンをしても適度な皮脂で髪の毛が覆われているからか、髪の毛にトリートメントが不要です。
寝起きに髪の毛が乱れることがほぼありません。
ボリュームすら感じていますが、手櫛をするとサラッとした感覚です。
頭の前の部分の「薄毛」も多少はボリューム感のおかげで気にならなくなった気がします。
手には、うっすらと皮脂が付きますが、ベトベトぜずにあっさりとした質感です。
(4)頭皮のぶつぶつが無くなった
湯シャンをする前のシャンプーを使っていた時にあった、頭皮のぶつぶつする吹き出物は無くなりました。
たまに見つかるくらいで、ほとんどありません。これには驚きました。
1年2カ月ぶりに、シャンプーをしてみた。
正確には湯シャン1年2カ月目の後半から、湯シャンをやめてシャンプーを2週間使ってみました。
シャンプーはスッキリ爽快で、トリートメントとトニックで仕上げます。
とてもスッキリとして気持ちが爽快です。やっぱりシャンプーは「湯シャンより気持ちいい!」のが本音です。
ところが、2週間目に入った中頃から頭皮に「ぶつぶつ」が数か所出てきたので、その時点でシャンプー、トリートメント、トニックは中止しました。
毎日シャンプーで洗髪したので、それまで慣れた常在菌との共生が崩れたのかもしれません。
その時使ったシャンプー、コンディショナー、トニックは、天然素材の高価な成分で強い洗浄力ではないものです。なので、頭皮が弱いボクだけの特異な反応かもしれません。
シャンプー等に問題はないと思います。
湯シャン2年目の体験を通して感じたこと
人間の体には、様々な機能が備えられています。化学成分を使って、人間に都合の良い結果を求めるところに、体が信号を出してくるような気がします。
髪の毛のある頭皮には、常在菌がいて頭皮を守ってるのだそうです。それをあえて強力な洗剤の化学成分で洗い落してしまうのです。
このことはシャンプーに戻してから2週間程で頭皮に影響がでたことからも推測できます。ただし、この現象はぼくだけの特異なものかも知れません。だれにでもあてはまるとは限りません。
今回の1年2カ月に渡る「湯シャン」の体験を通して感じたことがあります。
それは、人間の体が長い歴史と年月をかけて作ってきた自然「常在菌」との共生システムを活用することも、薄毛や抜け毛を改善する一つの方法ではないかということです。
湯シャン3年目以降の結果
最大のメリットは、抜け毛がほとんどないことです。
そして頭髪のボリュウーム感が維持できることです。そのため薄毛の特徴だった地肌が白く見えることのストレスから解放されたこと。
ぼくがいまだに湯シャンを続けている理由です。
湯シャン3年間のまとめ
湯シャンを始めた時点では、そんなに抜け毛・薄毛の改善効果があるとは思っていませんでした。
でも1年目で抜け毛が激減したことでさらにモチベーションアップ。
髪の毛にボリューム感がでてきたことも嬉しい効果です。
2年目に元のシャンプーに戻してみると洗髪力が気持ちよかったのですが、その後頭皮に合わなくなり、元の湯シャンの戻すという寄り道をしました。なので湯シャンをさらに続けることにしました。
3年目になると湯シャンは体にマッチしたのか、真ん中の分け目の地肌が見えることが減っている実感。マクラにも湯船にも抜け毛はみえません。
やはり、3年間続けて湯シャンの抜け毛に対する効果は実感しています。
これからも継続してレポートを書いていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
参考 よくシャワーを使うので節水型のシャワーヘッドに交換しました。水道代が驚くほど安くなりました。
今はシャワーを浴びる時代から「シャワーで洗う時代」へと進化しています。