水道水をそのまま飲む習慣ですか?
それとも水道水をそのまま飲まない習慣ですか?
最近、20歳代を中心に水道水をそのまま飲まない世代が増えているようです。
そこで、今回は水道水をそのまま飲まなくなった理由を考察してみました。
日本の水道水はそのまま飲める
日本の水道水は水道法によって安全に管理され供給されています。
水道水は厚生労働省令の水道法第4条の「水質基準に関する省令」で規定されています。
それによると、「水道水は国の水質基準51項目の厳しい検査に合格した水」なのです。
問題なく水道水は安全にそのまま飲めます。
水道水がそのまま飲める国は15カ国だけ?
水道水を直接飲める国は世界の196か国中、15か国だけです。
これだけ厳しい基準を設けている国は世界でも少ないのです。
例えば、東京都水道局は東京の水道水を以下の様に説明しており販売していました。
東京都水道局では、安全でおいしい高品質な水道水を提供しています。ペットボトル「東京水」は、蛇口までお届けしている高度浄水処理された水道水をボトルに詰めたものです。
引用:東京都水道局
2021年10月をもって販売は終了しています。
東京の水道水は販売していて美味しく安全な水なのです。
国内の水道水は安全で蛇口からそのまま飲めることがわかりました。
しかし、なぜ安全な水道水をそのまま飲まない世代が増えているのでしょうか?
その年代は小学生から20歳代まで幅広いといいます。
また、出産を迎えた方や育児中の20歳代~40歳代の女性では、水道水をそのまま飲まないといいます。
一方で高齢になるほど、水道水をそのまま飲んでいるようです。
これは時代背景になにがあるのでしょうか?
街角TVインタビューでのコメント
テレビ番組「月曜から夜更かし」で水道水飲めるか?というインタビューを投げかけていたのを見た。
20歳代は、水道水をそのまま飲まないというし、子供も飲まないと答えていた。
これは、いったいなにが起こっているのでしょうか?
そもそも都会の水道水はおいしくないのが本音です。
水道水が安全でも、ビルの中の水道管やタンクを通ると、まずい。
実際、オフィスで月曜日の朝最初に出した水道水は濁っているから飲む気になれない。
それにやけに塩素の臭いや風味がよくないから、はっきり言ってまずいと言えます。
ペットボトルやウォーターサーバーのおいしい水が当たり前の若い世代では、水道水をそのまま飲む習慣がないのでしょう。
最低でも麦茶やジュース、ソフトドリンク、ミネラルウォーターなどが、いつでも手に入る時代。
その結果、あえて都会のビルやマンションの配管を通ったまずい水道水を飲むことは、信じられないのではないでしょうか?
最近ちょっと問題となっているPFAS
日本中、あちらこちらで話題となっている有害物質「PFAS」
こんな有害物質がいままで野放しになっていたようで、国も本腰いれて今年から調査開始した。
その結果、あっちこっちから規定の何十倍、何百倍というPFASが見つかっている。
すでに外国では厳しい基準で除去されているのに、安全な日本で、なぜこんなことになっていのか理由がいまいち見えないのです。
これはエビデンスのない話ではありません。
PFASの正確な情報を記事にまとめたので、もしよかったらご覧ください。
水道水は汚れている?
実はぼくの家ではリクシルの浄水器を取り付けています。
半年でこんなにフィルターが汚れました。
住んでいるのは郊外の閑静な住宅地ですから、水道が汚れる理由が見当たらないのです。
簡単な浄水器だけど、フィルターには茶色にべっとりと汚れが付着していて驚きました。
疑問は、この汚れたフィルターが物語っています。
もしフィルターを取り付けなかったら、この汚れは体の中にはいっていくと思うとゾッとします。
これを見てしまうと、どうしても水道水をそのまま飲むのには抵抗があります・・・。
「水道水をそのまま飲んでも安全なのでしょうか?」
はっきり言って、フィルターを付けてからは、水道水をそのまま飲む気にはならなくなったのが本音です。
今は、常時フィルターを通した水道水を利用しています。
水道水をそのままゴクゴク飲みたくない!
水道水をそのまま飲めるのですが、おいしくないのが実感です。
いくら安全な日本の水道水でも、わが家の簡易浄水器のフィルターにあれほどゴミや不純物が付いているとおいしいとは言えないのが本音です。
世界の現状から考えると、贅沢な悩みかもしれません。
しかし、毎日生活しているなかで、水くらいはおいしく飲みたいものです。
浄水場が近代化されて水道水もおいしくなったと言われていますが、やはりおいしくないのが本音。
寝起きなどは健康のためにコップ1杯の水を飲むのですが、特に「朝の水道水」はそのまま飲みたくありません。
ときどき嫌な臭いがするからです。
水道水をそのままゴクゴク飲みたくありません。
水道水には浄水器がほしい
水道水をおいしく飲むだけなら、カルキを飛ばす方法である程度は解消します。
水道水を沸騰させたり、一晩おいたりする方法です。レモンを加えてひやしたりすれば一層おいしく飲めると思います。
しかし、問題はあの茶色に変色したフィルターの汚れはこの方法では取れません。
水道水は一流でも途中に老化した配管や貯水タンクに問題があると、水は汚れたり老化した物質が流れ込んだりするリスクが高くなります。
マンションでは水道本管から引込まれた水道水は貯水タンクに貯められて各家庭に供給されています。老朽化した水道管や貯水タンクから、剥がれ落ちた異物や汚れなどが混じることがあります。
実際に家庭なの蛇口についている金属製のフィルターを外して見ると砂利の様な異物や汚れがついていることがチェックできます。
浄水器で不純物を除去すること以外に方法はありません。
水道水をより安全においしく飲む方法
ぼくが使っているリクシルの簡易浄水器のようなものがが安くて結構効果があります。
フィルターは6ヵ月で交換しますが料金は10,000円以上します。
これを取り付けただけでも「安心して水が飲める」というレベルまでになりました。
さらにおいしく安全に、冷水、温水が飲めて、PFASも除去する「浄水型ウォーターサーバー」は必要かもしれません。
若い世代になればなるほど、水道水をそのまま飲まない習慣になる意味が見えてきた感じです。
というより、体感しています!
まとめ
水道水は安全ですが、結構汚れていることがわかります。
都会の水道水がおいしい水とは言えません。
浄水器や水道水ウォーターサーバー等はこれからの時代、安全でおいしい水道水を飲むには必須ではなかと感じています。
水道水をきれいにする浄水型ウォーターサーバーの情報を集めて比較した記事を作りました。
最近、読者の中でも浄水型の契約が増えています。
各社の公式サイトをのせたので、もしよかったら読んでみてください。