キャンプで最も使うアイテムがクーラーボックスです。キャンプ場では暑い季節には特に保冷効果のあるクーラーボックスが必要になります。
理由はキャンプ用の食材や飲み物を保管するためです。そのため必要な機能は保冷力ができだけ高いことが求められます。
暑い季節は食材がすぐに悪くなったり溶けたりしますからクーラーボックスひとつでキャンプが決まると言っても過言ではありません。
キャンプで使える保冷力の高いクーラーボックスを紹介します。
保冷力のある「釣り用クーラーボックス」
釣り用のクーラーボックスがキャンプにマッチする理由を説明します。
目的が違うクーラーボックス
釣り用のクーラーボックスとアウトドア用のにクーラーボックスでは用途が違います。
釣り用のクーラーボックス
釣った魚をいかに新鮮なまま保存して持ち帰るかが目的で作られています。氷温に近い温度でもちかえるのが新鮮さを保つため保冷力も相応になっています。
アウトドア用のクーラーボックス
キャンプ場まで食材や飲み物を冷えたまま運ぶのが目的で現地で保冷します。帰路はほぼ空っぽなので使い終わったに近い状態で帰ります。残った調味料や食材、土産を入れる程度ではないでしょうか。
実はこの差がクーラーボックスの保冷力の違いになってきます。釣りでは夜や午前中に釣った魚をクーラーボックスで保管し自宅まで運びます。暑い日中には車内に積んで運ぶことになります。
なので保冷力が弱いクーラーボックスでは魚の鮮度が落ちて時にはダメになってしまうこともあります。
イスにもなるタフなタイプもあります。
釣り人が使うクーラーボックスは釣りメーカーが研究して作っています。
その結果、タフな作りでイスにもなります。
荒々しい磯や岩場においても、クーラーボックスに座ることが出来る、タフな構造の製品もあります。
以上が釣り用のクーラーボックスを、キャンプで使うことをおすすめする理由です。
クーラーボックスの選び方
釣り用品の2大メーカーの「シマノ」と「グローブライド(釣り具ではダイワのブランド名)」のクーラーボックスを紹介します。
このメーカーは長年の研究を通して、保冷力が抜群のクーラーボックスを製造しています。
値段もリーズナブルでありながら高い機能をもっています。
クーラーボックスの大きさ
クーラーボックスに食材等をどれ位入れるかで容量を決めることが大切です。
大きすぎて中身がガラガラでは保冷効果が弱くなり、少ないと食材が入りきれません。
そこで経験を参考にどれ位の容量がいいのかを2人の場合での容量の目安を紹介します。
20L~24Lクラス 良く使われるサイズ
2人で1泊2日程度なら飲み物と食材を入れても使える最低限の大きさだと思います。
保冷剤も入れるので20L全てが使えるわけではありません。
26Lクラス 少し大きめのサイズ
26Lクラスは少し大きめですが中型のクーラーボックスで2人~3人で使える容量です。
2人なら2泊3日で3人なら1泊2日程度の食材と飲み物が入る最低限の量量です。
4~5人で使う場合
4,5人分の食材を入れてキャンプするには、20Lと30Lの2つを持って行くのがおすすめです。
理由は50Lや60L等の大きいのを買うと、1人や2人で使う時には大きすぎて、保管にかさばるからです。
小分けにできる様にした方が利用範囲が広く便利です。
クーラーボックス おすすめの5種類
(1)グローブライド プロバイザーHD SU 2100X
500mlペットボトルが20本縦置き可能です。
キャンプ用として人気があり使っているユーザーを見かけます。保冷力1泊 容量:21L イス可能
(2)グローブライド スノーライン S2400
断熱材にスチロールを採用した24Lの容量で重さは3.0kgです。
500mlのペットボトルが17本が入ります。容量:24L
(3)シマノ スペーザ ライト 250
内側が横50㎝の横長クーラーボックスです。
保冷時間(目安):40時間(クーラー容量の20%分の氷を外気温31度で持続する保冷時間) 容量:25L 横長 イス可能
(4)シマノ スペーザ ベイシスUC-025M
真空一面パネルを採用しています。
保冷時間(目安):45時間(クーラー容量の20%分の氷を外気温31度で持続する保冷時間) 容量:25L
(5)シマノ ホリデー クール 260
軽いモデルです。容量は26Lで重さ3.3kg。
保冷時間(目安):24時間(クーラー容量の20%分の氷を外気温31度で持続する保冷時間)容量:26L イス可能
Amazonで購入できるクーラーボックスですが、ハイシーズンでは、品薄になる場合があります。
その時は、代替えの商品を参考にしてください。