ジェンダーギャップとはどんなことなのでしょうか?
SDGsの目標にも「ジェンダー平等を実現しよう」とあります。
本記事では
- ジェンダーギャップとは?
- 家事のジェンダーギャップ
- 家事の分担への取り組み
を紹介します。
実例も参考にしながら家事との付き合い方も紹介します。
ジェンダーギャップとは?
世界的な時代の大きな流れのひとつに「ジェンダーギャップ」の問題があります。
ここではジェンダーギャップとはいったいどんなことなのかを確認したいと思います。
ジェンダーの意味を「広辞苑」で調べてみました。
ジェンダー【gender】
引用:広辞苑無料検索
①生物学的な性別を示すセックスに対して、社会的・文化的に形成される性別。作られた男らしさ・女らしさ。
ジェンダーは男性女性という生物学的な分類ではなく、社会的・文化的に形成されてきた性別であり、作られた男らしさ、女らしさということだと説明しています。
例えば「男だから泣いては行けない・・・」「女だから家事をするのは当然・・」などは、社会的文化的に形成された性別にあたるのですね。
「SDGs(エスディージーズ)」への取り組みにもジェンダーについて目標があります。
SDGsとは、英語で「Sustainable Development Goals」という名称の略称で、「持続可能な開発目標」といいます。
2015年9月に国連サミットで、世界のリーター達によって全会一致で決められた「国際社会共通の目標」です。
目標の5番目に「ジェンダー平等を実現しよう」(Achieve gender equality and empower all women and girls)があります。
アイコンを紹介します。
社会的、文化的に作られて性別による格差を無くして、社会的・文化的に男女平等の実現をすることが世界の目標となっています。
以下の記事はSDGsの詳細を紹介しています。
家事のジェンダーギャップ
日本では昔から「男子厨房に入らず」という言葉がよく知られています。
男性は台所に立って料理をしたり後片付けをしたりしないものだという教えで、元は中国の孟子にある「君子は庖厨(ほうちゅう)を遠ざく」が由来とされています。
もともと日本は古来には男性が料理に腕を振るうのは自分の評価が上がるチャンスでもあり伝統でもあったことが知られています。
それが時代というか文化の変遷により男性は厨房に入らないという「男らしさ」が作られたものと思われます。
そんな文化というか時代の流れから、日本の男性は世界の中でも家事をしないことで有名です。
まとめた記事があるので以下に紹介します。
最近は日本でも男性が結局的に家事を分担する流れになってきました。
当ブログのネーミング「パパ家事」もジェンダーギャップを解消することを一つの目標にしています。
家事の分担への取り組み
「家事は女性がするもの」というジェンダーギャップの問題は、体の中にDNAのような感じで残っているのではないでしょうか?
家事には、部屋の掃除、掃除機がけ、洗濯と干す作業、洗濯物の取込みと分類と収納、風呂の掃除、トイレの掃除、日々の食事の用意、食事後の洗い物とかたずけ、赤ちゃんのおむつ替え、赤ちゃんのミルク作りなど、家事の種類はかなり多くあります。
これらの家事は「女性がするもの」という概念「ジェンダーギャップ」男女格差を解消して、男女平等になることがこれからの時代では世界のスタンダードなのです。
生物学的な「男性」は社会的、文化的に作られてきた「男性」から開放され、ある点で自由な生き方をする時代となりました。
「女性」では、女性の総理大臣、女性の議員、女性の管理職が、男女の平等な割合が必要なのではないでしょうか。男女の区別「格差」は不要ということです。
特に政治では世界144カ国の123位、国会議員は129位と最低なのです。
男女の給与格差では52位、経済を担う幹部・管理職では116位、経済全体では114位とかなり低レベルです。
仕事は男が主導するものという考えでしょうか・・・
逆に上位にあるのは「誤字率の格差」「基礎教育在学率の格差」「中等教育在学率の格差」では世界144カ国で第1位とトップにあります。
家は長男が継がなくてもいいし、男も泣いてもいい、男が家事をするのは当た前。
子育ても平等に行うなど、「家事」におけるジェンダーギャップ「男女格差」を解消して平等に家事に参加する時代なのです。
まとめ
ここまで家事とジェンダーギャップ「男女格差」について紹介してきました。
これからのグローバルスタンダード名「ジェンダー平等」の流れは世界の目標です。
足元の家庭内の「家事」の分担の落とし込んで実施することは大切ですね!
男子も積極的に「厨房」に入りましょう。