で、安くてお得な浄水型ウォーターサーバーはどれでしょうか?
そこで、コスパを比較して「お得なランキング」をつくってみました。
比較したのはメーカーが公開しているスペックを分析しました。
お得な浄水型ウォーターサーバーランキングの結果
比較結果、ダントツの1位はウォータースタンド ピュアライフです。
以下の比較表を見てください。
コスパのいいと言われている浄水型ウォーターサーバー8機種を比較してみました。
順位 | メーカー | 総ろ過水量(L) 6ヵ月 | 浄水コスパ(円/L) | タイプ |
---|---|---|---|---|
1 | ピュアライフ | 2,520L | 7.86円/L | 給水型・床置き |
2 | ハミングウォーター | 1,800L | 11.00円/L | 給水型・床置き |
3 | アイコン | 1,800L | 14.67円/L | 水道直結・ 卓上 |
4 | ガーディアン | 1,440L | 18.33円/L | 水道直結・ 卓上 |
5 | Locca (ロッカ) | 594L | 27.07円/L | 給水型・床置き |
6 | クリクラfeelfree putio | 720L | 26.17円/L | 給水型・卓上 |
7 | エブリィフレシャスtall | 7ヵ月半742L | 33.33円/L | 給水型・床置き |
8 | エブリィフレシャスmini | 7ヵ月半742L | 33.33円/L | 給水型・卓上 |
コスパの比較根拠は、1Lの浄水を作るためかかる費用です。
初めに比較した結果、おすすめのコスパが良い浄水型ウォーターサーバーは、ウォータースタンドのピュアライフでした。
いままで様々な浄水型ウォーターサーバーを比較してきました。
もし選ぶのに迷っているなら、ピュアライフを選んでもいいと思います。
2024年9月現在、ぼくが調べた中では、これ以上のコスパが良いサーバーは見ていません。
安くてお得な理由とは?
お得になるコスパの計算根拠を説明します。
実はどれだけ浄水ができるか、その為にどれだけ安く使えるかを比較することです。
つまり、比較する元になる項目は以下の3です。
- 月額レンタル料金
- 電気代
- 1ヵ月に浄水できる水の量
3つの項目を順番に説明します。
1.月額レンタル料金
一般的に浄水型ウォーターサーバーは、定額制の月額レンタル料金を支払います。
使うのは水道水なので、宅配ボトル型の様に、メーカーに水料金を支払うことはありません。
つまり、水道料金は自分持ちですが、定額のレンタル料金を払えば、水は使い放題となります。
月額レンタル料金は、機種によって幅があります。
また、契約期間によっても、月額料金は変わってきます。
例えば大雑把な比較事例ですが、
月額料金は、5年契約では安く、1年契約では高くなる。
メーカーでは、一般的に、このように契約年数により、月額料金プランを組んでいます。
2.電気代
浄水型ウォーターサーバーで、比較が難しいのが「電気代」です。
その理由は、通常モードとエコモードがあるためです。
一般的に、ウォーターサーバーの電気代は、実用的に使った場合、月1,000円前後はかかります。
メーカーでは、できるだけ電気代を安く見せるため、一番電気を使わない「エコモード」で表示しているのが一般的です。
しかし、エコモードは、冷水の温度がぬるくなり、お湯の温度は常温に近くなるように、電気代を節約します。
エコモードは、自宅に人がいない時や、就寝時間帯には、効果的です。
しかし、夜目が覚めた時、冷たい水を飲みたかったり、熱いお湯を飲みたいとき、エコモード中だと、期待する温度になっていないことがあります。
例えば、クリクラ プティオの電気代は、通常1,421円/月ですが、常時エコモードでは467円/月となります。
また、夏の暑い時期と冬の寒い時期では、水道水の温度が違うため、冷水や温水にする電気代も違ってきます。
電気代は、年間を月平均にした料金で比較すると、実際に近くなります。
3.総ろ過水量
浄水型ウォーターサーバーは、浄水フィルターを通して水道水に含まれる不純物を除去します。
不純物のろ過率が80%まで下がると、フィルター交換になります。
理由は、ろ過率が80%以上と法律で決められているからです。
参考1:交換基準家庭用品品質表示法
参考2:消費者庁浄水器
つまり、浄水フィルターには「除去した不純物が蓄積」するので、一定期間で交換します。
一般的に浄水型ウォーターサーバーでは、6ヵ月間でフィルター交換します。
交換までに使える水の量を「総ろ過水量」といいます。
「総ろ過水量」は、浄水型ウォーターサーバーに表示することが、決まっています。
フィルター交換までの、6ヵ月間の「総ろ過水量」で、安さやお得さを比較します。
8機種の総ろ過水量一覧(2024年8月)
順位 | 機種 | 毎日の浄水量 | 総ろ過水量 |
---|---|---|---|
1 | ピュアライフ | 14L | 2,520L |
2 | ハミングウォーター | 10L | 1,800L |
2 | アイコン | 10L | 1,800L |
2 | メイト(常温専用) | 10L | 1,800L |
4 | ガーディアン | 8L | 1,440L |
5 | クリクラputio | 4L | 720L |
6 | エブリィフレシャスtall | 3.3L | 594L |
6 | エブリィフレシャスmini | 3.3L | 594L |
6 | Locca (ロッカ) | 3.3L | 594L |
浄水の量からしても、トップはピュアライフです。
安心な浄水型ウォーターサーバーとは?
最近井戸水や水道水から有害物質「PFAS」が、全国いたるところで検出されています。
PFASは発がん性物質で、世界基準では含有が認められていません。
今回ご紹介した8機種の浄水型ウォーターサーバーはPFASを除去します。
水道水からPFASを除去した、きれいで美味しい水を安心して飲めます。
安くてお得な比較の計算方法
安くてお得な比較をすすために筆者が設定した独自の単位が「浄水コスパ(円/L)」です。
浄水コスパ=水道水を1リットルを浄水するコスト
除去率80%まで劣化したフィルター交換までの「総ろ過水量」を「月額料金」で割った数字です。
浄水コスパの計算式は、以下の通りです。
浄水コスパ(円/L)= 月額レンタル料金(円)÷ 月の浄水量(L)
つまり、総ろ過水量が多い程、多くの水道水をろ過できます。
例えば人気の3機種を比較すると、次のようになります。
- ウォータースタンド ピュアライフ:7.86円/L
- ハミングウォーター:11.00円/L
- ウォータースタンド アイコン:14.67円/L
ランキングでは、電気代を除きました。
理由は、利用者が使う冷水・温水の量で変わるためです。
最終的におすすめはウォータースタンドピュアライフです。
浄水型ウォーターサーバー11台の料金・キャンペーン等の詳細を詳しく知りたい方は、以下の記事で最新情報を紹介しています。
まとめ
浄水型ウォーターサーバーを選ぶ時に、月額料金が安いだけで選ぶことは注意が必要です。
安い料金でうれしいのですが、実は浄水量が少ない可能性があるからです。
一人で使う分には問題ありませんが、人数が3人以上なら、総ろ過水が多い商品をおすすめします。
ライフスタイルにマッチした浄水型ウォーターサーバーを選んでください。