浄水型ウォーターサーバーと言えば「水道直結型」が主流でした。
しかし、近年は、自分で水道水を入れて使う「給水型ウォーターサーバー」に参入するメーカーが出てきました。
給水型ウォーターサーバーはなぜ人気になっているのでしょうか?
そこで今回は給水型ウォーターサーバーについて解説します。
「給水型ウォーターサーバー」とは?
給水型とも補充型とも呼ばれているタイプの浄水型ウォーターサーバー。
「・・型」という言葉が連なっていてわかりにくいと思います。
まず、水道水をろ過してきれいな水にするのが「浄水型ウォーターサーバー」というくくりです。
実は、浄水型ウォーターサーバーには2種類あり「水道直結型」と「給水型」と呼ばれているタイプです。
水道直結型には、ウォータースタンドが有名ですね。水道に直接つないで使うタイプです。
一方「給水型」は自分でウォーターサーバーに水道水を補充して使うタイプです。
どちらも、水道水をろ過して不純物を除去するウォーターサーバーです。
水道直結型は水道に接続する工事がひつようですが、給水型は工事不要。
つまり、簡単に浄水型ウォーターサーバーを設置できることと、メーカーも手間がかからないことから、近年急増しています。
そのため、ボトル宅配をメインとしていた事業者でも「給水型ウォーターサーバー」の取り扱いを開始したり検討を始めています。
時代は「給水型ウォーターサーバー」へシフトか?
2020年度あたりから急成長した「水道直結型ウォーターサーバー」と「給水型ウォーターサーバー」です。
特に給水型ウォーターサーバーへとシフトするメーカーが増えています。
給水型ウォーターサーバーに参入した事例を紹介します。
例えば、ボトル宅配型ウォーターサーバーの事業者からは次の通りです。
- 2021年4月「富士山の銘水」:給水型ウォーターサーバー「every frecious(エブリィフレシャス) mini、tall」
- 2022年11月「プレミアムウォーター」:給水型ウォーターサーバー「Locca 」
- 2023年3月「クリクラ」:給水型ウォーターサーバー「クリクラfeelfree プティオ」
もともと、水道直結型ウォーターサーバーが主力だった「ウォータースタンド」でも、給水型ウォーターサーバー「ピュアライフ 」を投入しています。
このように浄水型の中でも、「給水型ウォーターサーバー」の市場は今後も拡大し続けると期待されています。
水道水を使う浄水型ウォーターサーバー、その中でも「給水型」は、工事なしでコスパがいいことからボトル型から乗り換えるユーザーも増えています。
「給水型ウォーターサーバー」が人気の理由
給水型ウォーターサーバーがなぜ人気なのでしょうか?
それはユーザーにとっても、メーカーにとってもメリットがあるからでしょう。
ユーザーのメリットとは、水道工事不要で設置できることと、どこにでも置ける自由度があること。
一方メーカーには、水道工事が不要なため、設置工事の手間が省けること、導入後のメンテナンスはユーザーが自分で行うセルフメンテナンスが可能になったというメリットがあります。
ウォータースタンドでは、水道直結型の場合、フィルター交換は専門スタッフが自宅を訪問して行っていました。
ところが、ウォータースタンドが出した給水型の「ピュアライフ 」はセルフメンテナンスなので、ユーザーが自分で簡単に交換できます。
ユーザーにとっては、専門スタッフが自宅に訪問する日程調整や当日の立合いが不要になり面倒さが無くなったことです。
双方にメリットがあるのが給水型ウォーターサーバーのメリットで、近年利用者が増えつつあり理由です。
浄水型ウォーターサーバー11選の一覧
浄水型ウォーターサーバーの一覧を紹介します。
詳しく紹介するので別記事になります。
概要は次の通りです。
- 浄水型ウォーターサーバーおすすめ11選の紹介
- 水道直結型と給水型の違い
- 浄水型ウォーターサーバーの今後の展望
- 浄水型ウォーターサーバーの基礎知識
これらの内容を説明した記事となります。
もしよろしかったら、ぜひご覧ください。
給水型ウォーターサーバーへシフト(まとめ)
浄水型ウォーターサーバーのなかで「給水型ウォーターサーバー」について紹介しました。
これから先の市場では、宅配ボトル型、水道直結型から工事不要で使い放題・定額制の「給水型ウォーターサーバー」へシフトするのかもしれません。